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更年期障害の原因・症状・治療法について

更年期の年齢域は、個人差があるものの45~55歳と言われています。42歳前に閉経してしまうと「早発閉経症」という更年期障害とは異なる病気として扱われます。更年期障害とは、閉経を迎えるなどして女性ホルモンが減少することにより、自律神経のバランスが崩れ、情緒不安定や憂鬱などの不定愁訴を引き起こします。更年期は江戸時代からある言葉ですが、戦前までは寿命が40歳前後と短く、更年期障害で苦しむ人が少なかったけれど、寿命が延びたことで更年期障害で苦しむ人が増えています。

女性ホルモンの役割について

更年期障害 症状

更年期と大きな関わりのある”女性ホルモン”

【女性ホルモンの役割】
・脳の活性化
・皮膚コラーゲンの増加
・骨の健康維持

更年期症状として良く耳にするのが、「憂鬱」や「体のほてり」ですが、上記の役割を見て頂くと分かるように、更年期障害をきっかけに生活習慣病などを発症することがあります。

更年期障害が起こるメカニズム

脳が「女性ホルモンを出してください」と指令を出す。
  ↓
卵巣が衰えていて女性ホルモンが出せない。
  ↓
脳が混乱する
  ↓
バランスを崩して様々な症状が生じる

更年期障害の症状について

身体的
精神的
肩こり・頭痛・腰痛・めまい・動悸
息切れ・ホットフラッシュ(のぼせ、ほてり)
睡眠障害など
イライラ・不安・意志が弱くなる
怒りっぽい・神経過敏など

症状のパターンは50以上もあり、要因には性格や環境も関係しています。女性ホルモンは自律神経のリラックスと緊張のバンランスを支えているので、女性ホルモンが減少し更年期障害となると、リラックスしなくていい時にリラックスしたり、逆にリラックスする時に緊張してホットフラッシュや急な不安に襲われます。

更年期障害になりやすい性格や環境

性格
環境
まじめ・几帳面・責任感が強い
少しのことでクヨクヨする
良妻賢母
夫婦関係のきしみ・親の介護
子どもの進学や巣立ち
行事の行き詰まり

真面目で責任感が強い人ほど、更年期障害の症状が重くなりやすく、「更年期うつ病」を患うことがあります。

更年期うつ病の症状

【更年期うつ病の症状とは】
・一時的な物忘れ
・気分の落ち込み
・理由もなく不安で涙が出る
・無力感
・食欲がない
・自己嫌悪
・楽しいことをしていても楽しくない

うつ病と更年期うつ病の違いは、うつ病は何か悩み等があり発症しますが、更年期うつ病は、心身症(病気がもとでうつになっている状態)なので、体の不調が治れば更年期うつ病も治ります。

40歳以上の2人に1人が更年期障害による不調を感じ、その中で病院に行ったことがある人は25%未満。

我慢できる、そのうち治るという理由で受診されません。また、更年期障害には50以上の不定愁訴があるため、自分で更年期障害だと思わないケースもあります。

更年期障害の治療法

更年期障害 治療法

①ホルモン補充療法(HRT)

女性ホルモン・脳の指令ホルモン・甲状腺ホルモンの3つを測定し処方されます。

・飲み薬(1日1回飲む)
・貼り薬(2日に1回貼りかえる)
・ジェル(手やデコルトゾーンに塗り、皮膚から浸透させる)

3種類の薬がありますが、副作用があります。

副作用不規則な出血・むくみ・乳房、腹部の張りなど

※生理があった頃に戻ります。

服用1週間目で効果を感じ始め、1か月も続けると症状は随分と軽減されます。

②漢方療法

更年期障害の治療は長期間に渡ることが多く、ホルモン補充療法と比較して漢方薬は副作用の出る確率が低いと言われています。

【更年期障害に対する三大処方漢方薬】
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
・加味逍遙散(かみしょうようさん)
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

更年期障害の10コのサイン

更年期障害 症状 チェック

1.生理不順や月経周期が不安定である
2.抜け毛や白髪が増えた
3.肌のたるみやシワが増えた
4.疲れやすい
5.集中力がなく、物忘れが増えた
6.周りは平気なのに自分だけが暑い
7.太りやすい
8.寝つきが悪い。眠りが浅い
9.イライラする
10.ささいなことで落ち込む

男性にも増えている更年期障害

男性更年期障害

更年期障害は女性だけがなるものではありません。「男性更年期障害」と言って、40~60代の男性にも増加しています。潜在患者数は600万人とも言われています。


症状やる気がない・だるい・疲れやすい
原因身体の衰え
社会的・経済的ストレスなどにより男性ホルモンが急激に減少する

更年期障害が緩和される食事

更年期障害 食事療法



豆腐・納豆大豆イソフラボン⇒女性ホルモンと似た作用を持つ
カボチャ・ナッツ類ビタミンE⇒ホルモン分泌のバランスを整える
キャベツ・りんごボロン⇒女性ホルモンの分泌を高める

更年期障害は軽症のうちであれば、ストレスの軽減や食生活の改善で症状を緩和させることも可能です。

そのためにも、更年期障害かも?と思われる症状があった場合は、躊躇することなく病院へ行くようにしましょう。

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