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膠原病とは?初期症状や原因、治療法について

膠原病がどんな病気であるかご存知でしょうか?元宝塚歌劇団の安奈淳さんが膠原病の再発で舞台降板という報道がありました。女性に多い病気ですが、具体的にはどんな病気なのかを見ていきましょう。

膠原病とは

膠原病とは、アレルギー疾患の一種ですというと、驚く方は多いと思います。アレルギーとは、自己の生命を守るために、体内に異物が入ってきたときに防衛物質を出して異物を排除する反応であり、特にウイルスや細菌が侵入してきたときに自己防衛する機能を免疫と呼んでいます。

ところが、何らかの原因で、本来自己防衛するため、外界の物質を攻撃するはずが、誤って自己の成分を攻撃してしまい、臓器や組織を壊してしまう場合があります。これを自己免疫疾患といい、膠原病は色々ある自己免疫疾患の一つになります。

膠原病の原因

膠原病は1942年に提唱されたばかりであり、
医学的にも解明されていない部分が多い病気です。

膠原病 原因考えられる原因
・免疫異常
・体質
・遺伝
・細菌感染
・紫外線

これらが膠原病の原因になっているであろうと言われていますが、まだまだ研究段階のレベルで、明確な答えは出ていません。

しかし、膠原病が提唱されてから70年以上が経ち、多くの臨床結果から、

・女性に多い病気である
・症状の現れ方で早期発見につながる
・有効な薬の開発が進められている

これらように、少しずつ膠原病がわかってきている段階にあります。

膠原病の種類

膠原病は、攻撃されてしまう臓器によって病気の種類や名称が異なります。

膠原病の種類
症状
全身性エリテマトーデス 体全体が攻撃されて多くの臓器で血管炎を発症
慢性関節リウマチ 関節が攻撃されて滑膜炎を発症
全身性強皮症 皮膚や心臓などの臓器が硬化する
シェーグレン症候群 涙や唾液の分泌が阻害される
多発性筋炎・皮膚筋炎 皮膚や筋肉が攻撃されて骨格筋が炎症する
ウェゲナー肉芽腫症 副鼻腔、腎臓、肺が攻撃され炎症を発症
川崎病 主に血管が攻撃されて発症する
クローン病・潰瘍性大腸炎 主に消化管が攻撃されて発症する

上記の他にも、難病として厚生労働省の特定疾患に名を連ねている病気が多くあります。

膠原病の初期症状

膠原病の初期症状は風邪や胃腸炎などの症状に似ていて、ズバリ膠原病であると早期発見することが非常に困難です。

膠原病 初期症状こんな初期症状がでます

・発熱
・咳
・関節痛
・下痢
・腹痛
・手足の痛み
・しびれ
・倦怠感
・湿疹

これらの症状が1か月以上続くようであれば、大人であれば、総合内科があるような大きな病院がよく、できれば膠原病内科、膠原病・リウマチ内科にかかると早期発見に繋がります。

また、子供の場合は、小児科や整形外科でもいいのですが、アレルギー学会認定医のいる病院に行くと良いでしょう。

膠原病の検査

膠原病が疑われた場合は、たくさんの検査を行なうことになりますが、主な検査は、血液検査と画像診断検査と生体検査の3つに分けられます。

血液検査

血液検査では、白血球、赤血球、血小板の数とCRPと自己抗体の3項目の検査が重視されます。膠原病は自己免疫疾患ですので、体内で異物と判断すれば白血球の数は増加します。CRPという物質は、血液中の免疫に関わるたんぱく質であり、血液の炎症が多いと数値が高くなります。

また、自己抗体とは、自分を攻撃する抗体であり、特に、細胞核に対する抗体を抗核抗体と呼び、この抗体の診断により、膠原病が詳しく診断されます。

画像診断検査

画像診断では、膠原病が臓器に炎症を起こすので、X線検査と超音波検査が主に用いられます。例えば、クローン病や潰瘍性大腸炎の場合は、大腸に造影剤を入れて検査を行ないます。

生体検査

生体検査では、実際に炎症が出ている部位を切り取ったり、針で抜き取ったりして炎症の程度を見る検査です。湿疹であれば、皮膚の一部を切り取り、検尿異常であれば、腎臓に針を刺して腎臓の炎症の程度を見ます。

膠原病の治療

膠原病であると確定診断が下されれば、基本的には対処療法としてステロイド剤や免疫抑制剤が投与されます。

ステロイド剤や免疫抑制剤はとても強い薬ですので、副作用も少なからずあります。また、服用期間が長期間に渡る場合は、
副作用の影響を最小限にとどめるためにも医師によるコントロールが不可欠です。

自身の判断で薬を中断してしまうと、症状の悪化を招くことに繋がりますので、必ず医師の言う使用量・使用方法を厳守して治療しなければなりません。

 

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