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熱中症 体温調節機能に異常!42℃超えると死の危険!!

どうして熱中症になるのか。
それは、「体温と汗のバランス」に秘密が隠されています。
人の身体は熱から身を守るための防御機能(体温調節)が備わっていますが、
ある温度を超えてしまうと、その防御機能が失われ命の危険にさらされます。

熱中症になるメカニズム

熱中症 体温調節

私たちの体は、汗をかくと共に皮膚の血管を拡張させ、流れる血液の量が増えます。
そして、外気との温度差で皮膚から熱を逃がそうとしています。

しかし、汗を大量にかき、皮膚へ送る血液の量が急激に増えると血圧が下がり、
脳へ送られる血液の量が減ってしまいます

そのため、熱中症の症状である”めまい”や”失神”が引き起こされます。

また、大量の汗をかくと水分だけではなく、
身体に必要な塩分やミネラルが体外へ放出され、
筋肉が異常に収縮をして痙攣を起こしてしまいます。

これが熱中症です。

熱中症と体温の関係について

熱中症 体温

人の身体は、体温が上昇すると汗が出る仕組みになっています。
かいた汗が蒸発する時に体の熱を奪い、
夏に打ち水をするのと同じで気化熱の原理が自然と取られています。

体温が40度以上になると、
脳から疲労物質が放出されて
「体を動かしてはいけない」という指令が出されます。
これ以上熱が生まれるのを防ごうとするのです。

しかし、体温には限界値があります。

注意

体温が42度を超えると大変危険!!

体温が42度以上になると、
たんぱく質で出来ている体が科学的にやられてしまうのです!

鉄板の上に落とした生卵がだんだん固まっていくイメージです。
人の体を構成しているたんぱく質が熱で凝固してしまい、
冷やしても元に戻らず死に至る危険と隣り合わせ。

一番最初にやられるのが「」です。
だから、人は額から先に汗をかいて脳の温度を下げようとしているのです。

ポイント

40度以上にならないよう防御されているが、
42度を超えると急いで冷やさなければ危険な状態となる。

なぜ高齢者は熱中症になりやすいのか

熱中症 高齢者

汗をかく力

熱中症になる人とならない人。
この違いは、発汗能力の差です。

汗腺の能力は歳を取るにつれ衰えていきます。
同じ条件で20代と60代の人に運動をさせた時の発汗量を測定すると、

背中
太もも
全身
20代 100% 100% 100% 100%
60代 106% 86% 65% 85%

このように、20代は額と脚両方から汗をかきますが、
60代は額から汗をかくものの、脚はあまり汗をかきません。

チェック

汗腺の老化は脚から始まり、
それを補うために高齢者は額からの発汗量が多くなります。

汗をかくスピード

20代と60代とでは汗をかく力に大きな差がありますが、
汗をかき始める早さにも違いがあります。

同じ環境下で同じ運動をさせたところ、
20代は運動開始後2分で額から大量の汗が出ますが、
60代では運動開始15分後で、やっと額から汗がにじむ程度です。

高齢者は汗をかく力だけではなく、
皮膚のセンサー感度も衰えており、脳に暑いと命令が伝わりにくくなります。
その為、脳の反応が悪くなり、すぐに汗をかけなくなってしまうのです。

高齢者の熱中症サイン

このように、高齢者は暑いと思うまでに時間がかかり、
汗をかく能力も衰えているため、体温を放出させるのに時間がかかります。

ポイント

高齢者の人が、額に汗をかいている場合は、
「体が熱い」と感じている何よりの証拠です。

汗腺は脚から衰えて、脳を守るために頭部の発汗が増えるんでしたよね。

従って、本人が暑くないと言っていても、
高齢者の方が額に汗をかいていたら、
エアコンを入れて部屋をすずしくしたり、水分補給をするなど
熱中症対策を取るようにしましょう。

汗腺を鍛えて熱中症予防

熱中症 汗腺

体温調節は私たちが健康に暮らしていくためには、とても重要な機能です。

空調設備の進歩で、夏でも汗をかかずに快適な生活が送れる現在ですが、
そのせいで汗をかく回数が減り、汗腺機能が衰えてしまいます。

汗腺は使わないと衰えるたり、小さくなったりするもの。
日頃から運動をして汗腺の能力を鍛えるようにしましょう。
運動をすることで体の水分量も増えます。
結果、汗をかきやすい身体を保つことにもつながりますので、
夏になる前から汗腺を鍛えておきましょう。

 

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