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うつ病チェックリスト こんな症状が5つ該当すればうつ病の可能性が

ここ10年でうつ病は2.5倍に増えており、患者数は約96万人。
うつ病は、4大疾病のがん・脳卒中・心臓病・糖尿病などの重点取り組み疾患に加わり、
2011年から5大疾病の中に位置づけられています。
うつ病とは具体的にどんな症状が出るのか、うつ病になっていないかのチェックリストを
ここでご紹介します。

うつ病の症状

うつ病 チェックリスト

うつ病は「心の病」だと思われている人が多数だと思いますが、
実は「心」ではなく「脳の病」です。

うつ病 症状 うつ病の症状

・食欲がなくなる
・眠れなくなる
・疲れやすく無気力になる
・何かをしようという気に全くならない
・好きなことをしていても気分が晴れない
・自律神経の乱れで下痢になる
・免疫機能の低下で頭部に湿疹が出たり円形脱毛症になる
・思考能力が低下する
・テンポよく話せない

うつ病 症状 重症になると

・何を食べても味が分からない
・音が聞こえすぎて小さな音も騒音に感じる
・光が妙に眩しすぎる
・異常なほどの被害妄想
・過換気症候群
・自殺を考える

ここまで酷くなると強制的に入院が必要になる場合があります。

うつ病になりやすい人

うつ病は男女で比較すると女性の方が患者数が多いです。
それは、女性の方が男性と比べて早めに病院に行く人が多いため、
男性よりも女性の患者数が増えやすい傾向にあります。
男性は仕事の関係もあり、ギリギリまで病院に行きませんからね。

また、女性の場合はホルモンが関係(更年期障害)することもあります。
しかし、更年期障害で言えば40~50代ぐらいから男性も更年期症状が出る人がいるので
要注意ですね。

性格的には責任感が強く完璧主義者の人がなりやすいです。
見た目や性格的に「うつ病とは絶対に無縁」と自分も思うし、
周囲の人からもそう思われるようなタイプの人は、
自分がうつかも?と気づいても、周囲がそうとは認めてくれないので
無理をしてうつ病になるケースも多いです。

うつ病とうつ状態の違い

うつ病とうつ状態は違います。

うつ病
うつ状態
日常生活 良いことがあっても気が晴れない 良いことがあると少し気が晴れる
仕事・趣味 全くやりたがらない やっていた方が気が紛れる
対人関係 人に接するのを嫌がる 人に頼りたがる
考え方・気分 妄想的になる 妄想的にならない

最近話題になる新型うつ病は、
職場では気分が塞ぎやる気が出ないが、プライベートでは元気になるなど
うつ病の症状よりもうつ状態が当てはまるため、
「怠けている」「サボっている」「甘えている」と見られてしまうことも・・・。

うつ病のチェックリスト

うつ病 症状

うつ病 チェックリスト

・一日中憂鬱な気分になる
・何をしていても楽しいと感じられない
・食欲が低下
・良く眠れない
・イライラする
・疲れやすく、だるさが取れない
・自分を責めてばかりいる
・集中力が低下する
・繰り返し死にたいと思う

上記の項目で5つ以上該当するものがあれば、うつ病と診断されます。

うつ病の治療法

うつ病の治療法は3つ。

・抗うつ薬
・心理療法
・考え方を変える

抗うつ薬

うつ病は脳内の神経伝達物質の減少で起こります。
セロトニンやノルアドレナリンが減少すると、気分が安定しなかったり、
意欲が湧かなくなったりします。
これを抗うつ薬によって伝達物質の減少を防ぎます。

心理療法

不安・悩み・トラブルなどを解消して心の負担を取り去る治療法です。
つらさや悩みを医師に相談し、共感を示してもらう「支持的精神療法」、
思考を記録して自分の考え方を客観的に評価する「認知療法」、
ストレスとなっている人間関係を洗い出し、具体的な接し方を考える「対人関係療法」があります。

考え方を変える

自分だだめだ、もっと頑張らないとなど
自分を否定する考えをやめます。

なぜ最近うつ病が増えているのか

うつ病 増加

4大疾病から5大疾病に変更されるほど、うつ病の患者は急増しています。

その理由に、

・社会構造の変化でストレスが増えた
・IT化による情報社会
・うつ病に対する認知度が上がり受診患者が増えた

などが挙げられます。

受診患者が増えたとは言え、
諸外国と比較すると日本のうつ病に対する意識はマイナスイメージが強く、
受診率はとても低いのが現状です。

【うつ病受診率】

国名 うつ病受診率
ベルギー 50.0%
スペイン 37.9%
フランス 35.7%
アメリカ 34.1%
ドイツ 30.5%
日本 16.7%

アメリカなどでは、アスリートにはメンタルトレーナーを普通につけていますが、
日本ではメンタルトレーナーを付けるのは心が弱い人がつけるものという偏見があります。
メンタルトレーナーやメンタルクリニックに対する偏見を捨てて、
風邪を引いたらかかりつけの内科にかかるような気持ちで見るといいですよね。

うつ病は心の病ではなく、脳の病。
誰でもなる可能性のある病気で、
うつ病=負け犬のようなマイナスイメージを払拭することが大切です。

 

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