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インフルエンザ予防接種フルミストは、生ワクチンを鼻に噴霧!効果・副作用は?

インフルエンザの予防接種が毎年10月中旬頃から始まります。一般的には注射による不活化ワクチンを接種しますが、鼻の穴にインフルエンザの生ワクチンをスプレーするタイプの経鼻インフルエンザ フルミストという新しいタイプの予防接種もあります。鼻に噴射するので注射と違い痛みがないのが最大の特徴ですが、接種を希望するにはいくつか考えなければいけない点があります。

フルミストが接種できる人、出来ない人、効果、副作用などをまとめました。

経鼻インフルエンザフルミストについて

インフルエンザ フルミスト

フルミストの効果

インフルエンザはウィルスが鼻の粘膜に付着することで感染します。そこに着目し、フルミストはインフルエンザの生ワクチンを直接鼻にスプレーすることで、通常のワクチンよりもより高い予防効果を得ようというものです。

どの程度の効果が得られるのかというと、一般的な不活化インフルエンザワクチンの効果は30~50%ですが、フルミストは2歳~7歳に限り80%以上の予防効果があると報告されています。

インフルエンザの予防接種を受けても毎年なるんだけど・・・。

こういう方、多くいらっしゃるのではないでしょうか?予防接種はインフルエンザを完全に予防するものではなく、罹患した時に症状を軽くさせるためのものであるという位置づけですが、高いお金払って接種しても・・・という思いが拭えないのも事実です。

フルミストは日本非承認

不活化ワクチンよりも生ワクチンの方が圧倒的に効果が得られる。なら今年は鼻スプレーで予防接種を!と思うところですが、実はフルミストは日本では承認されていません。

日本で承認されていないワクチンが、どうして選択肢の一つに入るのか。アメリカでは10年前に、欧州では2年前に承認されています。これを輸入した医療機関でのみ受けることができるのです。

日本では非承認なので、もし予防接種によって重い副作用が出たとしても国の補償対象にはなりません。

フルミストの副作用について

では、フルミストの副作用にはどういったものがあるのでしょうか?

主な副作用は、接種後3~7日間は鼻炎になる人が40%います。他には、咽頭痛・咳・発熱・頭痛などの風邪症状に似た副作用があります。鼻から吸い込むので喘息様症状が出ることもあります。重い副作用は、ショックやギランバレー症候群があります。

フルミストを接種できない人

フルミストの対応年齢は2歳~49歳です。しかし、以下の人は受けられません。

・小児ぜんそく
・妊婦
・慢性鼻炎
・1年以内に喘息発作があった人
・免疫不全患者や抗がん剤治療で免疫力が低下している人
・鼻かぜをひいている
・心臓疾患
・肺疾患
・糖尿病
・肝疾患
・神経系疾患
・重度の卵白アレルギー
・ゼラチン、ゲンタマイシン、アルギニンアレルギー

フルミストの接種に向いている人

冒頭でも少し述べましたが、これまでの注射による予防接種を受けても必ずインフルエンザになる人っていますよね。

そのように不活化ワクチンを接種しても毎年インフルエンザになるよ!と言う人は、生ワクチンのフルミストの方が効果が得られやすいと思います。ただし、13歳以上になると不活化ワクチンの型が外れなければ、生ワクチンよりも不活化ワクチンの方が高い効果が得られます。

もし、型が外れてしまった時は効果はフルミストの方が有利になります。

接種回数は?1回でいいの?

接種回数はほとんどの人が1回でOKです。

9歳未満で過去にインフルエンザワクチンを接種したことがない人や、インフルエンザの罹患経験がない人は、1回目接種から1ヶ月間をあけて2回接種します。

まとめ

こうしてまとめてみると、一長一短ですね。

インフルエンザの予防接種は決して安くありません。(破格な値段で受けられる病院もあるとは思いますが。)注射の予防接種を受けたからと言って、その効果は50%あればいい方。予防接種代に加え治療費も毎年かかるなら、もう予防接種は受けない!と考える人もいるでしょう。手洗いうがいをしっかりし、インフルエンザを予防するためにビタミンDが摂れる食事を心がけるなど、生活面で対策を取ることも出来るでしょう。

またまた、生ワクチンでより高い効果が得られるのなら、未承認でも是非フルミストを受けたい!という人もいるでしょう。フルミストを希望される方は、メリット・デメリットを良く考慮された上で結論を出されることをおすすめします。

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