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真夏の突然死を防ぐ!血管年齢を若返らせる方法

夏にこそ気を付けなければならないのが「突然死」。汗をかき水分不足になると血液がドロドロにになり、脳の血管が詰まる脳梗塞や、心臓の血管が詰まる心筋梗塞が引き起こされることに・・・。連日続く猛暑、あなたの血管は大丈夫?血管疾患で命を落とさない為に知っておきたいこと、今からでも出来る血管年齢を若返らせる方法をご紹介します。

重要なのは総コレステロール値ではなく、LH比

血管年齢

脳梗塞や心筋梗塞など、突然命を奪われる血管疾患の原因となるのが動脈硬化。動脈硬化は、コレステロールの増えすぎにより、過剰なコレステロールが血管壁に蓄積していくことで起こります。

というわけで、年に1度の健康診断を受けた後に、「総コレステロールの数値が高かったわ~」というように、数値に目が行きがちですが、本当に注目すべきなのは数値ではありません。
善玉コレステロール(HDLコレステロール)と悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の比率(LH比)です。

悪玉コレステロール÷善玉コレステロール=LH比

このLH比が2.0を基準として下回るのが理想で、2.0を上回ると動脈硬化などのリスクが高まります。

LH比 リスク
1.5以下 理想的
1.5~2.0 標準的
2.0~2.5 動脈硬化のリスクが増える
2.5以上 心筋梗塞などのリスクが増える

悪玉コレステロールが突然死の元凶

コレステロールは誰もが気を付けなければならないと思うものですが、中でも特に注意しなければならないのが悪玉コレステロールです。

では、なぜ悪玉コレステロールに気を付けなければいけないのでしょうか。それは、悪玉コレステロールで心筋梗塞や脳梗塞といった死に直結する病気の原因となる「プラーク」が出来やすくなるからです。

プラークとは、血液中に悪玉コレステロールが増えて血管壁内に溜まりコブとなったもの。いわば脂肪の塊。このプラークが何かしらの衝撃で破れると、傷口を固めようと血小板が集まって血が固まり血栓ができます。そして、やがて血管が詰まると心筋梗塞が引き起こされるのです。

頸動脈にプラークが出来ている確率

頸動脈にプラークが出来ているかどうかエコー検査で調べたところ、60歳代で2人に1人に、70歳以上で3人に2人に大なり小なりのプラークがあるというデータがあります。

見つかったプラークがまだ小さければ大丈夫、大きければ大変!というわけではありません。
実は、心筋梗塞の発症率と血管の狭さは全く比例しないことが分かっています。

【急性心筋梗塞発症前の冠動脈狭窄度】

血管内におけるプラークの割合 急性心筋梗塞発症度
0~25% 58.6%
25~50% 14.9%
50~75% 12.3%
75~90% 10.4%
90%以上 3.8%

プラークが血管を占める割合が高ければ高いほど、心筋梗塞の発症率が高いとイメージしがちですが、上記データを見るに、実際はプラークが血管を占める割合が低い方が、実は心筋梗塞発症頻度が高くなっているのが分かります。

血管狭窄が小さくても心筋梗塞になる理由

では、なぜ余り狭くなっていない血管の方がより危険になっているのでしょうか?

その鍵となるのは「抜け道」。

プラークが大きい場合は血管が狭くなっているので、心臓まで届けられる血液量が非常に乏しくなります。でも、かなり狭くなった血管の周りには、抜け道となる新しい血管が作られ、そこを通って心臓に血液が送られているのです。したがって、プラークが何らかの理由で破れて血栓ができ、心臓に送られる血管が急激に狭くなってしまっても、もともと血管が細く血流量がすくなかったのに加え、新しい抜け道血管も存在するので、それほどには困りません。

ところが、プラークが小さく血管も狭くなっていない場合は、心臓までしっかり血液が届けられている状態です。この血管が急激に血栓により狭窄した場合、突然の血流遮断に耐えられず、しかも抜け道となる新しい血管も存在しない為、体が対応できずに心筋梗塞を起こしてしまうのです。

これがプラークが小さい方が心筋梗塞を起こす確率が高い理由です。

プラークが大きい方が心筋梗塞発症頻度が低いのなら、大きいプラークが見つかっても安心じゃないか、逆に小さいプラークを大きく育ててしまえ!血管は狭い方がいいのか?なんて考えがチラリと浮かびそうですが、血管が狭い状態が続くと狭心症という他の病気になるので、狭窄が小さくても大きくても血管疾患に繋がることには何ら変わりないのです。

一度できたプラークは消えることはありません。プラークが見つかった場合は、それが破れないような生活を送ることが重要になります。

プラークが破れないための生活習慣を身に付けよう

清涼飲料水の飲みすぎに注意

夏場に多くなる血管疾患による突然死。「暑いから」「熱中症対策に」と、清涼飲料水を飲みすぎてはいませんか?ジュースなどの清涼飲料水には、結構な量の糖分が含まれています。

糖分を過剰に摂取してしまうと、糖分が血管を傷つけて、プラークの壁を薄くして破れやすくしてしまいます。熱中症対策にとスポーツドリンクばかり飲むのではなく、水や麦茶など糖分が少ない物を合わせるようにしましょう。特に、糖尿病を患っている人は要注意です。

ヘビースモーカーは要注意

喫煙は、確実に血管を傷つけてボロボロにしてしまいます。プラークがあるにも関わらず、1日に何十本もタバコを吸うヘビースモーカーの方は、いつプラークが破れてしまうか分からないリスクを負っています。

食事は腹八分を心掛ける

悪玉コレステロールは、食べたコレステロールが血中にいくのは30%のみで、あとは、肝臓で70%作り出されます。肝臓で悪玉コレステロールを作り出すのに使われるのは、タンパク質・炭水化物・脂肪などどれでも材料にしてしまいます。

例えば、コレステロールが0の納豆でも、たくさん食べ過ぎてしまうと悪玉コレステロールを作る材料となってしまいます。したがって、食べ過ぎず腹八分で食事を止めるのが、悪玉コレステロールを過剰に生み出さないポイントです。普段からお腹いっぱい食べている人は、もう少し食べたいけどなぁ~というところで止めるようにしましょう。

毎日ブラックコーヒーを飲む

近年、血管の若返りに効果がある飲み物として注目されているのがコーヒーです。コーヒーに含まれるクロロゲン酸というポリフェノールに注目します。

ポリフェノールは血管をサビつかせる活性酸素を除去する働きがあるので、悪玉コレステロールの侵入を防いでくれます。その結果、プラークが作られるのを防ぐ働きに繋がります。

コーヒーにミルクを入れるとクロロゲン酸の効果を下げてしまうので、ブラックで飲むのがオススメです。どうしてもブラックで飲むのが苦手な方は、ダークチョコレートや赤ワイン・緑茶でもOKです。

大事なことは、体に良いからと食べ過ぎ・飲みすぎに要注意です。

有酸素運動をする

運動は直接血管にいい影響を与えてくれます。運動をすると、血管の内側になる内皮細胞から一酸化窒素が放出されて、血管を広げたりしなやかにしてくれます。有酸素運動をすることによって、中性脂肪が減り、善玉コレステロールが増えるにつれ悪玉コレステロールの数値が下がります。

お勧めなのは1日30分以上のウォーキングなどの有酸素運動です。大股で歩いて少し負荷をかけた、ちょっとキツメの運動がおすすめです。

あとがき

真夏に増加する血管疾患による突然死についてご紹介しました。コレステロールは何かと悪者視されがちですが、実は私たちの身体になくてはならない大切なもの。それが偏った食生活や暴飲暴食、運動不足などの生活習慣によってバランスが崩れることで、健康を害する悪となってしまいます。血管内の様子が自分では見えないだけに、いつまでもしなやかで健康な血管を維持するためにも、普段の生活を見直したいですね。

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