先天性風疹症候群の症例と確率 : 予防は風疹予防接種が有効!

先天性風疹症候群の症例と確率 : 予防は風疹予防接種が有効!

風疹が全国的に流行していて、特に東京都内での患者数が軒並み増えています。東京都では2月以降6週連続で風疹患者数が1週間単位で100人増え続けています。もし妊婦が風疹に罹患すると、先天性風疹症候群の赤ちゃんが生まれる可能性が高いので、東京都の場合は予防接種の費用を半分負担する対策を取り、積極的に風疹予防接種を受けるよう訴えています。東京都では、3月下旬に新生児が先天性風疹症候群と診断されています。

先天性風疹症候群の確率は?

先天性風疹症候群とは、妊婦が妊娠初期に風疹に罹患すると、
白内障などの眼病・難聴・心臓の異常・神経系異常などの障害を持って生まれることを
いいます。

 

【先天性風疹症候群で生まれる確率】

・妊娠4週以内で、30~50%
・妊娠5週~8週以内で、25%
・妊娠9週~12週以内で、20%
・妊娠13週~16週以内で、8%

このように妊娠初期も、どの週数で風疹にかかったかによって
先天性風疹症候群で生まれてくる確率が異なります。

冒頭でも記述しましたが、
東京都で3月下旬に誕生した新生児が先天性風疹症候群と診断されています。
昨年10月以降のデータを見ると、先天性風疹症候群の新生児は8人生まれています。

 

先天性風疹症候群を予防するには予防接種が一番

先天性風疹症候群 予防接種

先天性風疹症候群を予防するには「風疹の予防接種」を受けることが一番です。

今の子供たちは風疹予防接種は子供のうちに2度接種して、確実に抗体が付くように対策されていますが、誕生日が平成2年4月1日以前の人は、予防接種は1回しか受けていません。
1回の予防接種では確実に抗体が付くとは言い難く、5%弱の人は十分な抗体が付きません。

風疹の予防接種を受けていなくても、子供のころに風疹に一度かかると一生風疹にならないと
一般的には言われていますが、実は母親から伝え聞いていた「風疹やってるよ」という話が勘違いだったということや、当時の医師が類似の症状で風疹だと診断しているケースもあります。

それら勘違い等も考慮に入れて、結婚した女性や妊娠を望む女性は
一度病院で風疹の抗体検査を受けることをお勧めします。

妊娠した場合は妊婦健診の際に風疹抗体検査が含まれていますが、
この時に風疹の抗体が無いことが判明しても、妊婦は予防接種が打てません。
その為、必ず妊娠を希望する2~3か月以上前に予防接種をする必要があります。
いつ妊娠しても安心でいられるように、結婚した時に受けておくことがベストです。

>>男性も風疹予防接種は必要です

大人の風疹予防接種は産婦人科や内科で受けられます。
風疹抗体検査もそこで受けられます。
風疹の予防接種は自費になり、医療機関によって費用は異なりますが、
だいたい4000円~6000円程度が平均的な金額になります。

風疹の患者数が増え、予防接種を推進していることもあり
現在風疹ワクチンが不足している状態にあります。

風疹予防接種は2種類あり、
「風疹ワクチン単体」と「風疹+はしかワクチン混合」の2種類です。
風疹単体のワクチンが不足しているため、病院によっては2種混合タイプになり
その場合は料金は高くなってしまいます。

最寄りの医療機関にワクチンの有無や風疹予防接種の費用、
風疹抗体値検査の費用等を事前に問合せしておくことをおすすめします。
風疹抗体値検査は、自治体によっては保健所で安くしてくれる地域もあるようです。
一度、自分の自治体にも問い合わせてみましょう。
予防接種を担当している健康科なら、どうすれば良いか、どこの病院で受けられるかも
親切に説明してくれますので。

 

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