中国 鳥インフルエンザ治療薬として新薬ペラミビルを緊急認可!

中国 鳥インフルエンザ治療薬として新薬ペラミビルを緊急認可!

中国東部で感染が拡大している鳥インフルエンザH7N9型。4月7日現在で感染者数は20名、うち死者は6人に増えています。H7N9型にタミフルやリレンザが有効であると言われていますが、この度、日本では既に認可されている「ペラミビル」が中国でも緊急認可されました。

インフルエンザ新薬のペラミビルとは

中国 ペラミビル

中国で鳥インフルエンザ治療の新薬として緊急認可されたペラミビル。
これは、タミフルのカプセルが飲めない人、リレンザが吸引できない人、
薬が飲めない程の重症患者に対して点滴に注入して使用される薬です。
アメリカ・日本・韓国などの限られた国でしか使用が認められていませんでしたが、
鳥インフルエンザによる重症患者の治療や更なる感染拡大を食い止めるために
緊急的に中国でも使用が認可されました。

ペラミビルの最大のメリットは、
【静注で薬剤を体に直接入れるので、薬の有効成分が全身に浸透するのが早い】ということ。
早く浸透するということは、薬の効果が早く期待できます。

インフルエンザの薬と言えばタミフルですが、タミフルは一時期副作用が大変問題となりました。幻覚症状が現れ、それが引き金となり子供たちが危険行動を起こす事故がありました。
タミフルによる副作用なのか、インフルエンザの高熱によるものなのか、当時は大変な議論が交わされました。

現在、タミフルは10代の子供には処方できません。

新薬ペラミビルは、タミフルと比較した時に副作用の発症率が極めて低いという臨床結果が報告されています。また、鳥インフルエンザや新型インフルエンザにも強い効果を発揮することも判明しています。

タミフルは胃腸の機能が低下していると薬の吸収率が悪くなる場合があり、
リレンザなどの吸入薬は、子供の場合は十分に吸引できないこともあります。
その点、ペラミビルは静注投与なので確実に吸収されます。

ペラミビルを使用する上で不便なのは、医療機関内でしか使えないということでしょうか。
点滴に混ぜて使用するので、外来や入院等で使用することになります。
それを除けば、ペラミビルは1回の点滴でタミフル5日間服用と同等の効果が得られます。

今のところ、タミフルやリレンザなどの季節性インフルエンザ治療薬が鳥インフルエンザに有効とされていますが、それらよりも早く薬効が期待できるペラミビルも有効な治療法の一つとして挙げられるでしょう。

 

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