AKB48横山由依さんが合格したことで注目を浴びている「調剤事務管理士」。調剤事務管理士は、通信講座ユーキャンの中でも人気資格2位の資格。調剤事務管理士の仕事内容、資格取得難易度、求人、給料等についてご紹介します。
調剤事務管理士とは
調剤事務管理士とは、
・保険調剤薬局での薬剤師のサポート
・処方箋の受付、会計
・保険請求分のレセプト作成
主にこの3つの業務を行います。
主な勤務先は、調剤薬局・総合病院などの医療機関・ドラッグストアです。
気になる給料ですが、パートなら時給800~1000円程度、正社員なら月収15~20万円ぐらいになります。
異業分業が進み始めてから、調剤事務管理士は人気の資格となっています。
調剤事務管理士が人気の理由
では、なぜ調剤事務管理士が人気なのでしょうか。
それは、家事や育児と両立しやすく試験の難易度が低いことから、女性の間で人気の資格となっています。
試験も年6回奇数月に実施されており、子育て中の人にはありがたい在宅受験も可能です。
調剤事務管理士の試験はテキストを見ながら受験がOKなので、(実際の仕事がテキストを見ながらなので、細かな数字を覚える必要がない)在宅受験でも何ら問題ないのです。
調剤事務管理士技能検定試験について
調剤事務管理士の資格を取るには、調剤事務管理士技能検定試験を受けます。
試験内容は、
【学科】
・医療保険制度、公費負担医療制度の知識
・保険請求事務の知識
・薬の基礎知識
【実技】
・レセプト点検問題
・レセプト作成
合格率は、だいたい60%前後になります。
2011年7月 | 3332人 | 51.3% |
2011年9月 | 3728人 | 51.5% |
2011年11月 | 4045人 | 61.5% |
2012年1月 | 3710人 | 66.1% |
2012年3月 | 3762人 | 53.8% |
2012年5月 | 3050人 | 60.5% |
調剤薬局事務と医療事務の違い
いざ、調剤薬局事務に挑戦してみようとなった時に、「ちょっと待って。医療事務とどっちがいいの?どう違うの?」という疑問が出てきます。
簡単に説明すると、調剤薬局事務は「薬剤」のみを勉強し、医療事務は「薬剤・入院・処理・手術」を勉強します。
調剤薬局事務は「薬剤分野」のみを勉強すれば良いので、難易度も低く、気軽に受けやすいということで人気の資格なのです。
初めて資格を取得する人は、まずは調剤事務管理士を先に取得し、後から医療事務資格を取得するというルートもあります。医療事務は調剤事務管理士の知識を兼ねていますので、ゆくゆくは医療事務資格を持っている方が、働ける職場が広がり求人の幅も広がることになります。
調剤事務に興味を持たれた方は、まずは、医療系の資格取得に強いシカトルで資料請求されてみて下さいね。