アトピー性皮膚炎に新療法 プロアクティブ療法とは?

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アトピー性皮膚炎の新治療法が注目されています。
それは、「プロアクティブ療法」です。
アトピーの治療にステロイド外用薬を使用しますが、通常は湿疹がでたら薬を使うのが基本ですが、プロアクティブ療法は、症状が出ていない時も一定間隔でステロイドを使う治療法です。

プロアクティブ療法とは

プロアクティブ療法とは、
湿疹などの症状が出ていない時にも、一定の間隔でステロイドを使い続ける方法です。

具体的には、
皮膚がつるつるとキレイな状態になるまで1~2週間使い続け、
そのあとは症状が無くなっても週3回、週2回、週1回と間隔を開けてステロイドを塗ります。
こうすると、アトピー再燃時の症状が軽くて済むのです。

ステロイド外用薬を長く使い続けると、

・皮膚が薄くなるのではないか?
・毛深くなるのではないか?
・色素沈着するのではないか?
・血管を通して全身副作用が出るのではないか?

このような副作用に対する懸念が強すぎて、
症状の酷い時にのみ少しだけ使い、あとは保湿剤だけで何とか乗り切ろうとしがちです。
ここに落とし穴があるのです。

 

アトピー性皮膚炎 プロアクティブ療法アトピーの再燃

ステロイドを塗れば湿疹はなくなります。
見た目には「治った」と思えるような皮膚状態であっても、
実は皮膚の奥深くでは、アトピーの炎症反応の炎はくすぶり続けているのです。
やがて再び大きな炎となって、一気に皮膚に症状が現れる。
これが、アトピーの再燃です。

 

症状がなくても一定期間ステロイドを塗り続けるプロアクティブ療法を用いることで、
皮膚の奥でくすぶっている炎症に作用し、再燃の炎を小さくさせることができます。

 

【プロアクティブ療法のメリット】
・再燃までの期間が長くなる
・再燃しても炎症の程度が軽くすむ
・薬の総使用量が減る
・ステロイドのランクを落とせる

 

ステロイド プロアクティブ療法成功させるポイント

プロアクティブ療法を成功させるためにはポイントがあります。
それは、正しい量と頻度を守ること

症状のないキレイな肌にステロイドを塗るのですから、
つい塗る量を減らしがちになります。
最適な量は、フィンガーティップユニット(人差し指の第一関節分)です。

 

年齢
フィンガーティップユニットの量
3~6か月 1(0.5g)
1~2歳 1.5(0.75g)
3~5歳 1.5(0.75g)
6~10歳 2(1g)
成人 2.5(1.25g)

※顔・首の使用目安

適正な量や頻度、使う場所を守りさえすれば、
ステロイドの長期使用も副作用の心配はいりません。

ステロイド外用薬を治療で使う場合、
どの療法を取るにせよ、信頼のおける医師の指示に従い
自分の判断で中断したり減量しないことが
アトピー症状を軽減させる一番の近道となります。

 

食生活を改善しよう

皮膚の下でくすぶる炎症反応。
この原因は人によってさまざまではありますが、
欧米化した食生活も大きな影響を与えています。

魚よりも肉、煮物よりも揚げ物、
ファーストフードにスナック菓子。
このような食生活で油の摂取量が昔と比べて大幅に増えており、
油に含まれるリノール酸がアトピーの大敵であることは有名ですね。

アトピーの原因となる元を断ち切り身体の中からキレイにすること、
プロアクティブ療法で体の外側からキレイにすること、

この2つを平行して治療することで効果が更に得られやすくなるでしょう。

私の娘は赤ちゃんの時からずっとアトピーですが、
この本に載っている食生活に変えてからは、一番軽いステロイド(ロコイド)でも
湿疹が治るぐらいまで改善しています。

 

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