年齢を重ねると共に気になって仕方ない”ほうれい線” や “顔のたるみ”。ほうれい線を消す化粧品など使ってみても、どれも今ひとつ効果が感じられない・・・なんてことありますよね。
「世界一受けたい授業」で、ほうれい線や顔のたるみ改善法をしていたのですが、一緒にやってみると顔の筋肉がかなり使われる感覚が体感できて、続けると絶対効果がありそう!と期待が持てる内容だったのでご紹介しますね。
ほうれい線やたるみの原因
人間の皮膚の内部にはコラーゲンが細かい網目状に張り巡らされています。これが肌のハリを保ってくれているのですが、夏にたくさんの紫外線を浴びることでコラーゲンが破壊されてしまいます。
コラーゲンは紫外線によって破壊されて減りますが、年齢を重ねると共に新しく作られるコラーゲンの量が減っていきます。どのくらい減るかというと、20歳と50歳を比較すると、50歳のコラーゲン量は20歳の半分にまで減ってしまいます。
また、コラーゲンの質は年齢と共に劣化します。20代の新しいコラーゲンは、柔らかく弾力性がありますが、50代の老化したコラーゲンは、硬くなったゴムのようで弾力性がなくなります。
このコラーゲンの老化が「ほうれい線・顔のたるみ」の原因なのです。
ほうれい線やたるみを消す方法
コラーゲンを増やす食材
新しく作られるコラーゲンを増やすには、コラーゲンの原料となるたんぱく質を摂ることが大切で、それにふさわしい食材が「鮭」です。
鮭の身はたんぱく質が非常に豊富で、また鮭の皮にはコラーゲンも豊富なので、皮も残さず食べるのがポイント。鮭の赤身の元となっている”アスタキサンチン“という抗酸化物質が、紫外線による細胞のダメージを守ってくれます。
最近は化粧品にも”アスタキサンチン”が含まれた赤い色をしたものが各種メーカーから発売されてますよね。
塗ってヨシ、食べてヨシということですね。
コラーゲンが生成される時に必要なのが”ビタミンC“です。ビタミンCは熱に弱いので、生の果物や野菜から摂取するのが効率的。
そこでオススメなのがキウイです。キウイはビタミンCの含有量が多く、季節を問わずスーパーで簡単に安く手に入れることができます。
コラーゲンは主に睡眠中に作られるので、鮭やキウイを夕食で食べるのがベストです。
ほうれい線やたるみを消す体操
口を大きく開けて「まー」と10秒間言う
顎舌骨筋(がくぜっこつきん)が使われていないと舌を支える力が弱くなり、顎下のたるみの原因になるので、しっかり顎舌骨筋を鍛えましょう。
思いっきり笑顔で「いー」と10秒間言う
小頬骨筋(しょうきょうこつきん)と大頬骨筋(だいきょうこつきん)が小さくなると、頬を支える力が弱くなり、たるみやほうれい線の原因となります。口をいっぱい横に開いて、小頬骨筋と大頬骨筋を意識しながら鍛えましょう。
思いっきりタコ口で「うー」と10秒間言う
口輪筋が弱くなると、ほうれい線が出てくる原因となります。
それぞれの体操を各10秒ずつ5回、これを朝昼晩の3セットしましょう。その時に、顎の筋肉・頬の筋肉・口の筋肉を意識しながらやることがポイントです。
これ、実際やってみると、終わった後、顔の筋肉が妙に疲れた感じになるんですよね。それだけ普段使ってない筋肉を動かしてるんだな~と実感できます。
お湯洗顔でコラーゲン生成
ヒートショックプロテインって聞いたことありますか?最近よく耳にするようになった言葉で、元々体の中にあるもので、何かで傷ついたたんぱく質を修復させる作用があります。
コラーゲンと同じで加齢と共にヒートショックプロテインも減っていくのですが、入浴したり体を温めることで増やすことができます。
これを洗顔に利用します。

・お湯を42℃に設定して3分間洗顔する。
・42℃のお湯で温めたタオルで2分間顔を保温する。
つまり、顔の皮膚を42℃で5分間温めることで、ヒートショックプロテインの効果が顔のたるみやほうれい線に期待できます。
朝と夜の1日2回で、洗顔の後は化粧水で十分に保湿するようにしましょう。
ただし、この効果を得るためには条件があります。

・午前0時までに寝ること
・日焼けをしないようにケアをすること
あとがき
ほうれい線や顔のたるみを消す方法が3つ取り上げられていましたが、現実的に出来そうなのが「まいうー体操」ですね。毎晩鮭を食べるわけにもいかないし、キウイを毎日一人で2個食べるのも続けるには経済的ではない。
まいうー体操ならお金もかからず、いつでもどこでも手軽に苦痛を伴わず続けられますよね。しばらく続けてみようと思います。
ただ、ちょっとネックなのが、午前0時までに寝るということ。結構な夜型の私は、何やかんやしていたら午前1時を過ぎるなんてほぼ毎日。健康の為にも、お肌の為にも良くないとは分かっていますが、午前0時がかなり難しい・・・(汗)
ということで、そこは化粧品の力を借りて♪ と、早寝の努力をしない私です(笑)