2014年7月に観測できる流星群が2つあります。
一つは「みずがめ座δ流星群」で、もう一つは「やぎ座流星群」。
ここでは7月28日頃に極大を迎えるみずがめ座流星群についてご紹介します。
みずがめ座δ流星群の見頃
みずがめ座流星群は7月12日~8月24日頃まで出現します。
みずがめ座流星群は、北流星群と南流星群に区別され、
7月26日にみずがめ座δ北流星群
7月28日にみずがめ座δ南流星群
が極大を迎えます。
しかし、北流星群は余り活発ではないので、現在、みずがめ座流星群と言えば南群が主になるので、観察するなら7月28日頃がお勧めです。
月明かりの影響もそれほど受けないので、観測するには一番好条件なのですが、1時間当たりに観測できる流星群の数は5個~10個とそれほど多くはないので、見上げるだけでどんどん見えるような期待は禁物ですね。
みずがめ座流星群の方角
7月15日頃は南南東に放射点が見られ、
8月15日頃は南東へ移動します。
極大を迎える7月28日頃は南南東あたりを広く見るといいですね。
みずがめ座の位置ですが、
わし座・はくちょう座・こと座を結んだ夏の大三角がありますよね?
夏の大三角を見つけたら、その西側にあるのがみずがめ座になります。
夏の大三角を見つけるのも~という場合は、スマホのアプリ「星座表」がおすすめです。アプリを軌道させてスマホを夜空にかざせば、星座や星の名前などが表示されます。
「みずがめ座流星群」「やぎ座流星群」は7月に観測できる流星群なので、もし無事に観測することが出来たら夏休みの自由課題にもなるのでは?