アメリカに90日以内の短期間だけ滞在する場合、必ず必要となるESTA(エスタ)。エスタ申請と検索すると、申請代行業者のサイトがズラリと並びますが、業者に依頼すると通常なら14ドルで済むものが、手数料が上乗せされて高くつきます。エスタは公式サイトから自分で申請できるので、インターネット環境があり、クレジットカードをお持ちの方は是非ご自分で申請してみてはいかがでしょうか。
エスタ申請前の下準備
公式サイトでの申請手順を以下にご紹介していますが、前もって入力項目を準備しておくことをお勧めします。その理由は、申請途中で「タイムアウト」になってしまうから・・・。
間違えないように、ゆっくり丁寧に確認しながら入力していたら、
このような時間切れのメッセージが出てきて、「頑張って入力したのにまた最初から~っ!」ということになります・・・。一度入力していれば、入力欄をダブルクリックすれば前回のデータが出てくるのですが、ハッキリ言ってそれも面倒です。
入力方法は全てローマ字で入力するので、住所表記なども日本の住所と逆順になり、慣れていないと初めは入力に迷いが生じます。
以下の内容をパソコンのメモ帳に前もって準備しておいて、それを元に申請をしていきましょう。
※すべて英語表記でメモしていきましょう。
エスタ入力項目
申請者の姓名
別名
生年月日
出生した市区町村名
パスポート番号
国籍
パスポート発行日
パスポート有効期限
パスポートを発行した国
両親の姓名
自宅の現住所
電話番号
電子メールアドレス
勤務先情報(雇用主名)
勤務先情報(住所)
勤務先情報(国番号+電話)
米国内の連絡先情報(住所)
米国内の連絡先情報(電話番号)
緊急連絡先情報(姓名)
緊急連絡先情報(電子メールアドレス)
緊急連絡先情報(国番号+電話)
これだけの入力が必要になってきます。細かい入力方法は以下にご紹介していますので、照らし合わせながら正確な表記をメモ帳に書き出していきましょう。
公式サイトでのエスタ申請手順と記入例
公式サイトを日本語バージョンに変更する
上記リンクが公式サイトの入り口になります。
最初に表示されるのは英語バージョンですが、日本語を選択すると日本語バーションになるので大丈夫です。
新規の申請
新規の申請をクリックする
個人による申請
個人による申請をクリックする
セキュリティに関する通告
確認&続行をクリックする
免責事項の確認
「はい」をチェックして、次をクリックする
申請者情報を入力
姓名と性別を入力する
「他の名前・別称を使用していたか」は、
結婚して名前が変わったとかないかという問い。
一度も姓が変わったことが無い人は「いいえ」を選択
結婚して姓が変わった人は「はい」を選択
旧姓を記入する
生年月日(※日・月・年の順に入力)
出生した市区町村名
出生国
パスポート番号(※アルファベット2桁+数字7桁)
国籍
発行日(※日・月・年の順に入力)
有効期限(※日・月・年の順に入力)
別の市民権・国籍
現在、他国の市民または国民かどうか
過去、他国の市民または国民だったかどうか
GEメンバーシップであるかどうか
「はい」「いいえ」を選択。
両親が亡くなっている場合でも入力する
あなたの連絡先情報
広島県広島市南区元町1丁目1番1号 ハイツみなと102号 の場合
【アパート名を省略する】
ホームアドレスライン1:1-1-1-102 MOTOMACHI
ホームアドレスライン2:未記入
アパートメントの部屋番号:未記入
市区町村:MINAMI-KU,HIROSHIMA-SHI ※区、市の順に記入
州/都道府県/地方:HIROSHIMA ※広島県の県は省略
【アパート名を省略しない】
ホームアドレスライン1:1-1-1 MOTOMACHI
ホームアドレスライン2:HAITSU MINATO
アパートメントの部屋番号:102
※ホームアドレスライン2と部屋番号は未記入でもOKなので、簡単に済ませたい場合は、アパート名を省略してホームアドレスライン1に繋げて入力しても大丈夫です。
国番号:81 ※日本の国番号は81
電話番号:9012345678 ※最初の頭数字「0」を省略
勤務先情報
勤務経験がある場合は「あり」を選択して、必要事項を入力
勤務経験がない場合は、「なし」を選択する
渡航情報の入力
アメリカを経由して他国へ行く場合は「はい」を選択し、米国内の連絡先情報は未記入でOK
アメリカに滞在する場合は「いいえ」を選択し、米国内の連絡先情報を入力する
連絡先と滞在先が同じ場合は、同一のチェックを入れる
緊急連絡先の姓名・メールアドレス・国番号+電話番号を入力
※国番号81+電話番号は頭の0を省略
適格性についての質問
米国に入国しても問題ないかどうかの質問が9つあります。
ほとんど「いいえ」を選択するようになると思います。
本人が申請している場合、代理人が申請している場合、それぞれの箇所にチェックを入れる
申請内容の確認
これまで入力してきた内容を全て確認し、間違いがない場合は「確認&続行」」をクリック
訂正がある場合は修正をする
確認と続行を繰り返すと、全ての項目がReviewedになる
パスポート番号・発行した国・姓・生年月日を入力する
支払い手続き
申請1人あたり14ドルをペイパルかクレジットで支払えば完了です。
あとがき
慣れるまでは大変ですが、下準備をしっかりしておきさえすれば、特に詰まることもなく申請が完了します。代行サイトに7000円近いお金を払って依頼する前に、一度ご自分で申請してみると良いですね。