今、視力回復方法に関する書物が色々出版されています。
“簡単にできる!” や “5分でできる!” などのキャッチコピーの視力回復トレーニングを初め、色んな角度から視力回復についてお伝えします。
視力回復目薬!?ドライアイの人に朗報!
ここ数年、スマートフォンやタブレット端末の普及により、ドライアイの患者数が増え続けています。
ドライアイの人は涙の膜が均一に広がらずデコボコ。そのため、目に入る光が散乱して物がハッキリと見えにくくなります。ドライアイが原因で視力低下している方は、涙の膜を均一にしてあげるだけで視力が回復することがあります。
ムチンという成分が、涙の膜を均一にしてくれますので、ドライアイ治療用目薬ジクアホソルでムチンの分泌を促してあげましょう。
ムチンの分泌を促す目薬は眼科処方目薬ですので、眼科で処方してもらって下さいね。
毛様体筋トレーニングで視力回復!
毛様体筋(もうようたいきん)
余り聞きなれない言葉ですが、実は物を見るのにとても重要な働きをしている筋肉なんです。毛様体筋は自律神経の働きによって緊張したり緩んだりします。
遠くを見る⇒毛様体筋は緩みリラックス(水晶体は薄くなる)
近くを見る⇒毛様体筋は緊張している(水晶体は厚くなる)
このように毛様体筋が対象物に合わせて水晶体の厚みを変えることで、物がハッキリと見える仕組みになっているのですが、近視の人は、毛様体筋が常に緊張状態にあり、遠くを見ても水晶体が薄くならず常に厚いまま。この結果、遠くのものがぼやけて見えるのです。
そこで、毛様体筋トレーニングをします。
遠近体操法
遠くと近くを交互に見るトレーニング
毛様体筋を動かして緊張をほぐします
遠方凝視法
遠くの一点をじっと見つめる訓練
毛様体筋をゆるめて水晶体を薄くします
星などの見えそうで見えないものを「見ようと意識して」凝視しましょう
[参考: 視力回復の研究ノート]
たったの5分で視力回復トレーニング
まずは、この動画をご覧ください。5分でどうやって視力回復トレーニングするのかが分かります。
これは外眼筋を鍛えるトレーニングです。動画をまだ見てない人のために一連の動作を記しますね。
【目の準備運動】
1.目をギュッと強くつぶる
2.目だけで上を10秒間、顔を動かさずに見る
3.目をギュッと強くつぶる
4.目だけで下を10秒間、顔を動かさずに見る
5.目をギュッと強くつぶる
6.目だけで右を10秒間、顔を動かさずに見る
7.目をギュッと強くつぶる
8.目だけで左を10秒間、顔を動かさずに見る
9.目をギュッと強くつぶる
【指の先端を目で追う体操】
1.横8の次を3回指で描き、それを目で追う
2.指を奥から手前へ行ったり来たり3回動かして、それを目で追う
この運動、眼球の外側の外眼筋を鍛えることで眼球の動きが良くなり、ピントが合いやすくなるのです。実際にやってみると結構疲れます。それだけ日頃、外眼筋を使っていないことが分かります。
このトレーニングで視力0.5だったメジャーリーガーが視力0.8になりました!
もっと飛躍的に視力をあげたい!!そんな場合は【脳のトレーニング】をしましょう。
脳を鍛えると100%視力は上がります。目でみた情報は脳で認識しますよね。視力が弱い人は脳が正しく情報処理をしていないのです。
絶対見えないでしょ~というものを「見えると思って!」「見えると思って!」と
絶対見える!!と口に出して見るだけで、目はより多くの情報を取り入れようとします。(最初、冗談でしょ~って思ったんですけどね・笑)
動画をご覧になると分かりますが、この方法だけでも視力0.6が1.5までアップしています。
マジカルアイで視力回復!
画像を立体視して視力を回復させる画像を「マジカルアイ」と言います。2Dの画像をどうにかして3D化して見ることで視力を回復させるトレーニング方法で、「平行法」と「交差法」という2つの見方で画像を立体視します。
言葉で伝えても分かりにくいので、これも動画をまずご覧ください。
どうでしたか?
立体的に見えましたか?
慣れるまでは難しいかもしれませんね。
立体的に見えるコツです。
遠くを見るイメージで
平行法は、左右の目を真っ直ぐにして
右目は右側の画像を、左目は左側の画像を見ます。
左右の視線を平行に保って画像を見るのですが、
コツは画像を見ようとするのではなく、画像の向こうにある
遠くに焦点を合わすイメージで見ます。
寄り目で見る
交差法は、左目と右目の視線を交差させます。
右目は左側の画像を、左目は右側の画像を見ます。
コツは寄り目をするようにして画像を見るのがポイントです。
視力回復のツボ押しで回復!
軽い近視や仮性近視ならツボ押しで効果が得られることも。また、遠視や乱視にもある程度は有効だと言われていますし、老眼や白内障の予防にも効果があります。
では、早速 視力回復に効果のあるツボを見ていきましょう。
A:魚腰(ぎょよう)・・・眉毛の真ん中
B:攅竹(さんちく)・・・眉毛の鼻側の端
C:晴明(せいめい)・・・目頭のやや上
D:承泣(しょうきゅう)・・・目の周りにある骨の淵
E:糸竹空(しちくくう)・・・眉毛のはし、眉尻
F:瞳子りょう(どうしりょう)・・・目尻のくぼみ
G:太陽(たいよう)・・・こめかみ
上記のツボを順番に3~5秒間押していきましょう。その際、指で目を付いたりしないようにし、力も入れすぎないようにしましょう。
蒸しタオルで視力回復!
意外だなぁ~と思われますか?蒸しタオルで視力回復。
目の血行を良くすることで、仮性近視の場合は視力が戻ることも。軽度の近視でも効果は得られます。
これは目の血行が良くなることで、遠近調節をしている毛様体筋の血行がよくなり、毛様体筋の緊張がほぐれます。毛様体筋がリラックスモードになると水晶体が薄くなり、遠くの物にピントが合うようになるんでしたよね。
毛様体筋を鍛えるトレーニングを行った後に、蒸しタオルで疲れた目を癒してあげれば、ダブルの効果が毛様体筋に作用します。
視力回復アプリで簡単トレーニング
視力回復アプリ、無料・有料いろいろあります。
暇つぶし感覚で、無料の視力回復アプリを遊び感覚で使ってみるのもお勧めです。
あとがき
無料で簡単にできる視力回復方法を7つご紹介しました。
上記で紹介してきた方法は、仮性近視や軽度の近視の方に当てはまる方法ですが、近視の度合いが強い人も、毛様体筋や外眼筋を鍛えることで更なる視力低下をストップさせることが出来ます。
「どうせ無理でしょ。」と諦めていた人も、効率よく&楽しく&ゲーム感覚で目の筋肉を鍛えて活性化させることで、視力の回復が期待できる【川村明宏の視力回復法 ジニアスeye】もお勧めです。